仕事がうまくいかないとき、ついついすぐに会社を辞めてしまうという人は多くいます。
たしかに、ストレスで健康に悪影響が出る前に仕事を辞めることは大事です。
ただし、仕事が続かないことがくせになってしまい、何度も退職を繰り返しているとどんどん転職で不利になってしまいます。
- 仕事が続かない人の特徴
- 仕事が続かない原因の対策方法
- 長続きする職場の探し方
- 転職に成功した人たちの意見
本記事では、仕事が続かず転職を繰り返している状況を打破するための全知識を紹介しています。
自分の問題を理解し、これで最後の転職となるように最後までご覧ください。
目次
仕事が続かない人の10の特徴
まずは、仕事が続かない人の特徴を解説しています。
自分がどのタイプの当てはまるのかをよくチェックしてみてください。
①仕事をする目的が決まっていない
仕事が続かない一番の理由は、目的意識を持っていないことにあります。
目的意識がないと自分が何のために苦しい思いをしてまで働いているのかわからず、壁にあたった時に乗り越える事ができません。
強い願望や、仕事への愛着がないため簡単に辞めるという選択を選んでしまいます。[/markre]
完璧な人生プランを考えることは難しいですが、せめて何に楽しさを感じどういったことをやっていきたいのかを見つめ直してみることが大切です。
②経済的に仕事を辞めても問題がない
経済的な後ろ盾がある人は、仕事でうまくいかなかった時に簡単に退職してしまうことが多いです。
「親と同居している」、「恋人と同居している」など逃げ場があると、人は楽な選択肢を選んでしまいます。
自主的にひとり暮らしをする、同居人とは生活費を分けるなど「やるしかない」状況を自主的に作り出すことをおすすめします。
③会社に求める理想が高い
仕事に対する理想が高すぎる人は、実際の業務環境がイメージと違ったタイミングですぐに辞めてしまう傾向があります。
大手一流企業の社内体制、待遇、設備を想像して中小企業に入る人も実際、結構います。
④責任転嫁するくせがある
プライドが異様に高い人は、責任転嫁ばかりをして自分を正当化しようとします。
自分の仕事がうまくいかない原因を周りの仕事が遅いせいや、教え方が悪いせい、社風が合わないせいにしてしまっていませんか?
自分を大きく見せることにこだわってしまうと、効率的にスキルアップすることができません。また、社員同士の信頼関係を築くことができず、会社に居づらくなり退職してしまいます。
⑤コミュニケーションが苦手
仕事においてコミュニケーションが不足している人は、「評価」と「人間関係」で大きな損をしてしまいます。
成果を上手にアピールすることもできないし、わからないことを相談することもできません。そうなると成果が評価されず、マイナスばかりが見られてしまうようになります。
また、同僚達に気軽に話しかけ組織に馴染む事ができなければ、居場所を見つけることができず、孤独感を味わってしまうでしょう。
後者に関しては必要ないと考える人もいますが、仕事を効率よくすすめ正統な評価を得るためには最低限のコミュニケーション能力が必要です。努力してでも克服する必要があります。
⑥失敗することへの耐性がない
何度も失敗を繰り返し、「PDCA」を回すことで人はスキルアップしていきます。
ブラック企業など例外はありますが、最初の失敗や、できないことに関して問い詰めるような上司はいないでしょう。
しかし本人に失敗することへの耐性がない場合、気にしすぎてしまうことがあります。
とくにすでに何度か転職を繰り返している人は「ここでももう低い評価を受けてしまった。」と罪悪感や不安な気持ちをかかえてしまいます。
できない自分を人に知られることは恥ではないと意識つける必要があるでしょう。
⑦判断が早すぎる
会社において、新人が忙しいことは当たり前です。役職が上がれば上がるほど実務は減り、責任と判断能力が求められます。部下からすると上司は暇に見えるかもしれません。
1つのプロジェンクトを満足にやりきる事ができないうちに、「自分がこんなに忙しいのに、なぜ評価されない」「待遇が一向に良くならない!」と不満を爆発させてしまう人も多いです。
自分だけが損してしまっていると感じ始めると、自分の会社がブラックだと勘違いをして退職を考えるようになります。
⑧飽きやすい性格
好奇心が強い人ほど、同じ仕事をすることに飽きてしまう傾向があります。
転職回数が増えることのデメリットを理解した上で、様々な経験をして多様性を身につけるようとしているのであれば、決して悪いことではありません。
しかし、なんとなく飽きてしまったから辞めている人は一度自分が本当にやりたいことを見つめ直してみるべきでしょう。
⑨不規則な生活を過ごしている
自制心がなく、自分の日々の生活を律する事ができない人は、遅刻や欠席が増えるようになり最終的に会社を辞めてしまうことが多いです。
友達と飲みに行きたい、遅くまでゲームをしていたいなど、楽しいことばかりに目が言ってしまい、仕事に支障をきたしてしまいます。
⑩自己評価が高い
自分を客観視できない人は、実力に伴わない目標設定をしてしまい、自分で自分のクビを締めてしまうことがあります。
自己評価が高く、自分はできると信じているので人に頼ることもできず、八方ふさがりになってしまいます。
結果的にパンクしてしまい、急に退職してしまうケースがあります。
デスクの中から溜まった仕事がごまんと出てくるという話もよくあります。
仕事が続かない人たちの実際の声まとめ
仕事が続かない人たちの実際の声をまとめています。
仕事内容が合わないこと、集団生活に馴染めないこと、自分の仕事のできなさについて悩んでいる人が多数いました。
どの原因も決して、改善できないことではないので自信を失うことはありません。
早めの休憩。
午前中はずっと穴掘りで身体中痛いし泥だらけ…やっぱり今の仕事長くは続かないかな…なんて、ダメな理由ばかり見てたらなんにも続かないね。あ、遅刻はしませんでした。その代わり、駅から1.5km走りました。もうバテバテです_(:3 」∠)_
— らくーん@IBD🐱病みキャラ部🐱 (@11802991ikunaT) November 20, 2019
学校、社会生活とりあえず集団行動が合わない。努力しても除け者。
友達も出来ない。仕事も続かないからお金が得れない。
自営業やれるほどの頭が無いし、悩みばかり増える。— 大人発達障害板の管理人(女) (@otonahattatsu) September 29, 2018
仕事がどうもうまくいきません。
頑張っているつもりではあるのですが、それもやっぱりつもりでしかないのでしょうか。
心がぽっきんです。
お昼休憩、高橋優さんの「花のように」が涙腺を刺激します。
つらいことばかりは続かないと、信じて腐らず頑張ります。
— つぶわきサン@日常ポエミー (@Thinking_time12) November 19, 2019
そもそも毎日朝から晩まで飲んでたいから
どんだけ給料良くても仕事は続かない😢やる事なんなきゃておもう自分もおるけど😢人間関係が悪いと秒でむりだしまずもってそんなとこで働かない😢 ぐちぐちゆーなら辞めなよ😢人生勿体ないよ😢
それでも頑張れるなら素晴らしく尊敬する😢嫌味抜きで。— みれー (@kusoyatu1) November 18, 2019
現在22歳。仕事続かない、何のために生きてるのか分からない今日この頃
— あか (@QlwEQexEYWegoIU) November 16, 2019
病気や障害が原因で仕事が続かない可能性もある
仕事が続かない原因は、個人の性格や仕事に対する考え方の問題ではなく、うつ病や発達障害、パニック障害、適応障害などの精神疾患である可能性もあります。
精神疾患の主な症状は「やる気の低迷」や「感情の起伏が激しくなる」、「楽しい気持ちになればい」であり、今のあなたの状況と重なっているかもしれません。
精神疾患にかかってる人が「仕事がどうでもいい」と感じてしまうのは、自分の社会人適正のせいだと勘違いしてしまうことは非常に危険です。精神疾患は投薬や、療養によって治すものであり、放置しても深刻になるだけです。
怪しいと感じた人は、きちんと医療機関に相談することが大切です。
fa-link関連リンクうつ病で仕事を辞めたい!退職代行がオススメな理由と注意点
1つの仕事を長続きさせるためにできること
慣れが解決してくれるまで我慢する
仕事が続かない原因の中には、決断が早すぎるという問題や、雇用条件の理想が高いという問題がありました。
仕事の悩みは時間が解決してくれることもよくあります。
多少つらい思いをすることになってしまいますが、慣れるまではある程度の期間我慢してみることをおすすめします。
仕事ができるようになれば、正当な評価が受けられるはずです。自然と条件も良くなっています。
また、会社からの信用を集めることができれば、好きなこと提案して自由に動けるようになります。「飽き」が原因で退職を考えていた人も、だんだん社内で色々なことに挑戦できるようになるので、もうひと踏ん張りしてみる価値はあります。
必要最低限のコミュニケーションを取る
人間関係が原因で毎回、早期退職をしてしまっていた人は自分からコミュニケーションを取る努力をしてみてください。
ただし、八方美人である必要はありません。
直属の上司にホウレンソウができるようになり、気軽に話せる同僚が1人作れれば十分でしょう。
もともと人が苦手な方にとってコミュニケーションはかなりハードルが高いことです。
誰にでも気さくに話せる人間になるなんて、できないことをやる必要は一切ありません。
- 効率的に仕事が覚えること
- 自分の仕事のアピールすること
- 相談に乗ってもらうこと
上記の3つを目的とした最低限のやり取りをすることを目標としましょう。
経済的に自立する
経済的に余裕があることに甘えてしまっていた人は、自分を追い込んでみるのもいいでしょう。
実家暮らしの人はひとり暮らしをしてみたり、仕送りをもらっていた人はきっぱり断りるようにしましょう。
逃げ道をなくしてしまえば、もうやるしかありません。失敗が怖くなり、会社選びも慎重に進めることができるでしょう。
手を抜けるところで抜いておく
仕事が続かない人は総じて、真面目であることが多いです。
手を抜くことを知らず、入社からフルスロットルで頑張った結果、燃え尽きていまっている傾向があります。
真面目なことは良いことですが、時には手を抜くことも大切です。仕事ができる人の中には常に70%くらいの力で仕事をし、本気を出すときに100%の力を入れるという自分なりの工夫をしている人もいるようです。
常に気を張っていては、絶対に仕事は長続きしません。
私生活の改善を心がける
私生活がだらしなく、遅刻や無断欠勤が原因で仕事をやめてしまう人は生活の改善を心がけてみましょう。
例えば、夜遅くまで趣味に時間を使うことを辞める、休日も平日と同じリズムで生活するなどです。
コレばかりは自分にどれだけ厳しくできるかの問題となります。
遅刻や欠勤を繰り返しフェードアウトしてしまうことは社会人としてあってはならない行為だということを反省して、今回を機に腹をくくるしか方法はありません。
長く続けられる天職を見つけるコツ
仕事を長く続けるためには自分の意識や行動を変えることも大切ですが、同じくらい会社とのマッチングも大切です。
社風が合わない会社で、どんなに解決法を試しても問題は解決しないでしょう。
まずは、これから再就職先を探す方に、抑えておくべきコツを紹介します。
自己分析を徹底する
仕事をすぐに辞めてしまう一番の要因は、「やりたいことが明確になっていないから」でした。
そのため、まず先にやるべきことは自己分析でしょう。
仕事をしていない焦りからテキトーに転職してしまうと、またすぐに辞めてしまうことに繋がるので、今回は多少時間をかけてでも一度自分がやりたいことをしっかりと見直しましょう。
今までやってきた中で少しでも長く続いた仕事や、楽しいと感じた仕事から卸して考えられると良いでしょう。
反対に、絶対に譲れないと思ったこともピックアップしておけば、ミスマッチを減らすこともできるでしょう。
退職理由を企業に求める条件につなげる
今の会社を辞めた一番の、要因を次の会社に求める1番の条件に変換して考えましょう。
例えば「年功序列制度」のせいで成果を出しても、正当な評価を受ける事ができなかったことを不満に思っていたなら、次は在職期間や年齢に関係なくガンガン上に上がっていける社風の会社を探しましょう。
妥協は絶対にNG
自己分析をしてやりたいことを明確にして、前職を辞めた理由から会社に求める条件を絞り込めました。
ここまでくればゴールはあと少しなのですが、最後の最後で「妥協」することでコケてしまう人がいます。
早く仕事を決めたい気持ちはわかりますが、自分で決めた条件を下回る企業に応募しても同じことを繰り返すだけです。
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