
引き止めやハラスメント問題などで思うように退職が進んでいない方にとっては非常にありがたいサービスですが、退職代行における失敗の1つに「再就職で不利になってしまうのではないか」という疑問点があります。
そこで本記事では、退職代行を利用したことがバレて就職に不利になる可能性について詳しく解説をしています。また、万が一退職代行を利用したことがバレてしまった場合の対処法についても紹介をしています。
目次
退職代行が再就職や転職に及ぼす影響
再就職や転職への直接的な影響
退職代行サービスを利用したとしても、再就職や転職に悪影響が出ることはほとんどありません。
その理由は退職代行を利用したことが周囲に知られないからです。
前の会社は個人情報の守秘義務のため、あなたが退職代行を利用して会社を辞めたことを周りにペラペラと喋れないのです。万が一、採用担当者が前の会社に連絡をしたとしても、守秘義務を貫いてくれるでしょう。
また、一般的に採用担当者が面接において退職理由は聞かれることはありますが、退職方法を聞いてくることはないでしょう。
念の為に、いくつかの退職代行業者に「利用者の中に退職代行を利用して転職に不利になった方がいたか」を問い合わせてみました。
各社とも、今までに数千人の退職をサポートしてきた大手有名業者ですが、転職で不利になったという意見や相談を受けたことはないと言っています。
再就職や転職への間接的な影響
退職代行を利用したことが直接的に影響することはありませんが、即日退職をすることで、結果的に「辞めてから探すこと」になってしまいます。
すると、経済的な焦りから転職に失敗してしまったり、離職期間が長くなりマイナス評価されてしまう可能性があります。
人気の退職代行業者には、このようなデメリットをなくすために「転職完了」までを一貫して無料サポートしてくれる業者があります。
転職サポート付きの業者を使うことで、焦ることなく短期間で次の就職先を見つけることができるでしょう。具体的な業者については後述で紹介します。
退職代行を利用する人は能力的に再就職が厳しい?
直接的な影響や、間接的な影響とは別に「退職代行を利用する人のタイプ的に、転職できなさそう」という意見があります。
この意見に関しては耳を傾ける必要はないでしょう。
なぜなら、退職代行利用者の中には問題なく再就職できたという人が多数いるからです。
#ビビット 退職代行ねぇ(°_°)
その内、仕事代行も出てくるんだろうね。
何れにせよ他人に任せて逃げるってのは理解出来ない。せめて同行して貰って交渉を一任するのが「大人」の最低限の礼儀じゃないのかなぁ。
こうした人達が再就職でどれだけ成功しているのかまで取材して貰いたい。— せんとくん (@23Rpt) 2019年8月21日
ほぼ3年近く務めたけどよその部署の監査で残され(しかもサビ残)その他諸々にぶちギレファックして退職代行で辞めたたかのでも1ヶ月以内に再就職出来たから
皆もブラック企業とオサラバしよう!!— たかの (@ttt0810398) 2019年4月2日
「退職代行を使ってしまう自分は非常識なのだろうか、次もうまくいなかいのだとうか」などと考える必要はありません。
転職後は前の会社とは比べ物にならないくらい成果を出している人もいます。
あなたが退職できない理由は、能力不足ではなく劣悪な労働環境を作り出している会社にあるのです。
万が一、退職代行の利用を知られてしまった時の対処方法
退職代行サービスを利用したことが周りに知られて転職に不利になった事例はないと解説しましたが、起こりうる可能性はあるでしょう。
退職代行サービス、本当に辞めれるならいいけど狭い業界なら退職代行サービス使ったの広まって二度と同じ業界で再就職できなさそう。
— バンビ@暴言貯金開始(8/25~) (@_miyu322) 2019年5月7日
例えば、狭い業界で働いている場合に、知人伝えに採用担当者の耳に入るケースなどが考えられます。
対処法1|言い訳をせず、正直に話す
もし転職活動中に採用担当者から、退職代行利用に関する質問をされた場合は正直に答えることをおすすめします。
過度な引き止め、ハラスメントがあったことをしっかりと伝えれば、誰だって納得してくれるはずです。
対処法2|前の職場のネガティブポイントを言い過ぎないように
退職代行を利用した理由を正直に言うことは必要ですが、「会社のせい、会社のせい」と悪口を言い過ぎないようにしましょう。
退職代行を利用したことが知られてしまった焦りで、取り繕うための言い訳をしてはいけません。
「◯◯な理由から退職を考えましたが、こういった理由で退職が難航してしまった。自分の退職に対する意思が固く退職代行を利用せざるを得なかった」と本来の退職理由を述べ、どうしても退職代行を利用しなくてはいかなかった、事実だけを端的に述べるようにしましょう。
不安な方は転職サポート付きの退職代行
利用者を対象に転職サポートを無料で提供している退職代行業者があります。
退職代行で即日退職することで、結果的に離職期間ができ、経済的に苦しくなってしまうと上述で解説しましたが、これらの退職代行業者を利用すれば、すぐに条件にあった会社を探すことができます。
SARABA

利用料金 | 27,000円 |
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実績件数 | 7,000件 |
即日退職 | あり (24時間365日) |
転職支援 | あり |
無料特典 | 退職届テンプレート/請求や交渉の対応 |
サラバ(SARABA)は人材派遣会社UZUZと提携を結んでいる退職代行業者です。退職代行料金は28000円、転職サポートは完全無料でサポートしてもらえます。
提携先のUZUZは20代の第二新卒、既卒、フリーター、ニート向けの転職エージェントで、ITや営業職全般に強いことが特徴です。
また、ブラック企業を独自のルールで完全排除しているので、再就職先で、また労働問題に悩む心配がありません。
fa-link関連リンク退職代行SARABA(サラバ)の本当の口コミ、評判を徹底解説!【業界最安値で成功率100%】
EXIT

利用料金 | 30,000円〜 |
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実績件数 | 非公開 |
即日退職 | 可能 (休日深夜も可能な限り) |
転職支援 | あり (転職成功で代行費用キャッシュバック) |
特典 | 次回1万円ディスカウント |
イグジットはメディア露出に力を入れており、退職代行業の中でも最も有名で、信頼性の高いサービスです。退職代行は54,000円、転職サポートは0円で利用できます。
利用料金はやや高く設定されていますが、転職先が決まった方に代行費用の全額キャッシュバックキャンペーンを行っているので、実質無料で利用する事ができます。
fa-link関連リンク【退職代行】EXIT(イグジット)のリアルな口コミと評判を徹底解説!【マスメディアで話題!】
辞めるんです

利用料金 | 30,000円 |
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実績件数 | 3,000件 |
即日退職 | 可能(24時間365日) |
転職支援 | あり |
無料特典 | 退職届テンプレート |
辞めるんですは転職エージェント「ファンデイト」と提携関係にある退職代行業者です。
辞めるんですを利用し、ファンデイトで転職を決めた方は、代行料金の3万円をすべてキャッシュバックしてもらえます。
提携先の転職エージェント「ファンデイト」は様々な職種に対応したバランスの良い転職エージェントなので、利用者は業種を問わず転職サポートを利用することができます。 担当のスタッフが面接の対策など、わからないことを丁寧いアドバイスしてくれます。
fa-link関連リンク【退職代行】辞めるんです、編集部がリサーチした本当の口コミ評判!実際に利用した方の体験談!
コンシェルジュ

利用料金 | 30,000円〜 |
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実績件数 | 700件以上 |
即日退職 | 可能 (休日深夜も可能な限り) |
転職支援 | あり |
特典 | - |
退職代行コンシェルジュは、人材会社が運営をしている退職代行サービスです。自社が人材紹介会社を運営をしているため、一人の担当者が最後までつきっきりで担当をしてくれます。
コンシェルジュが得意とする業界は「医療関係」なので、医療に携わる方にはとくにおすすめです。
自社が扱っていない業界であっても、提携先の人材紹介業者を通じてなんとか探し出してくれるので、サポートに関しては、「かなり手厚い」と言えます。
fa-link関連リンク「退職代行コンシェルジュ」の口コミ、評判を徹底解説!体験談も掲載
リスタート

利用料金 | 0円 |
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実績件数 | 35,000件 (退職支援+転職支援実績) |
即日退職 | 可能 (対応時間は記載なし) |
転職支援 | あり |
無料特典 | - |
リスタートは、退職代行ではなく退職の支援を無料で行っている業者です。退職の申告は自分で行うことになりますが、無料で円満退職をするための方法をアドバイスしてくれます。
リスタートの運営会社は、SARABAとも提携関係にある株式会社UZUZです。そのため、紹介できる主な転職先はIT関係か営業職全般となります。
代行が必要な方はSARABAからのUZUZを、自力でなんとかなりそうな方は直接UZUZを利用するようにしましょう。
fa-link関連リンク【退職代行】リスタート(reSTART)の本当の口コミ、評判|実際に利用した方の体験談を紹介!
退職代行申込み〜転職先決定までの流れ
退職代行を利用してから、転職が完了するまでの流れは以下の通りです。
退職代行〜転職までの流れ
- 無料相談、申込み
- 支払い
- 打ち合わせ
- 退職代行
- 退職手続き
- 転職先に関するヒアリング、適正チェック
- 求人紹介、再就職
まずは、転職サポートが付いた退職代行業者に申し込みをすることからスタートです。公式サイトからメールやLINEなどを通じて、退職代行を利用したい旨を伝えましょう。
簡単な説明や質疑応答を経て、利用する場合は業者指定の方法(銀行振込とカード決済が主流)で支払いを済ませます。支払いを済ませたあとは「ヒアリングシート」を渡されるケースが多いです。会社の情報や、希望の日時、確認してほしい内容を伝えることになります。
ヒアリングシートに沿って具体的な実行日時を内容を決め、連絡をしてもらいます。民法に基づき最短の2週間後に退職日を設定することになります。
その後、退職日までに「退職届」や「返却物」を会社に送付して、正式に退職が完了します。
退職が一段落したタイミングで、転職に関するカウンセリングがあります。そのまま担当者が変わらないケースと、提携先の会社の担当者にバトンタッチするケースがあります。
希望の職種や、環境、福利厚生に沿った企業を紹介してもらいましょう。企業が決まったあとは、面接の申込みや書類作成のアドバイスを受けながら進めることになります。
当日、申込みをした企業に行き採用されれば、無事転職終了です!
fa-link関連リンク退職代行の流れや使い方、その後の手続きをわかりやすく解説【税金と年金と保険】
以上、退職代行を利用した場合に転職や再就職にどのような影響が出るのかを解説しました。
影響はかなり小さいものの、多少なりとも不安要素があるので、後半で紹介をしたおすすめ業者をぜひ利用してみてください。
また、本記事では転職支援サービスを行っている業者をピックアップして紹介しましたが、転職サポートは必要ないと感じた方は、全ての業者を水平比較したランキング記事を合わせて参考にしてください。
fa-link関連リンク退職代行サービスおすすめランキング!人気業者36社を徹底比較【いますぐ辞めたい方必見!】
退職代行でよくある質問をQ&A形式でまとめています。疑問をお持ちの方はぜひ参考にして下さい。
退職代行とは? | 値段・料金の相場 | 利用の流れ・その後 |
即日退職 | 有給や退職金は? | 怪しい?詐欺なの? |
非弁行為 | 引き継ぎ | 失敗やトラブル問題 |
再就職・転職支援 | 司法書士・社労士・行政書士 | 親バレ |
退職届 | 社宅・寮 | 離職票 |
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