退職代行サービスを利用する上で、気になることは「退職したこと」や「退職代行を利用したこと」が親にバレないかという点です。
親御さんに心配をかけたくないという気持ちから退職を隠したいと考える方はたくさんいます。
本記事では人気の退職代行業者に問い合わせをすることで、「親バレ」が起きるの可能性や、対策方法紹介しています。
目次
退職代行サービスは親にバレるのか?運営会社に聞いてみた
退職代行を利用したことや、退職したことが親にバレる可能性は極めて少ないです。退職代行プロでは、実際に人気の退職代行業者に親にバレる可能性はないか、またどのような対策を取っているのか問い合わせをしてみました。
ただし、絶対に親に連絡がいかないというお約束は出来ません。
退職代行を行う弁護士から、会社に対して、「退職の事実は個人情報であるから、両親を含めて第三者には伝えないように」と伝えますので、会社からご依頼者様のご両親に連絡が来る可能性は低いです。
退職代行業者のスタッフは退職の連絡をする際に、本人や家族に連絡しないように伝えてくれます。
「両親には連絡しないでほしい」という退職代行会社からのお願いにほとんどの企業が応じてくれるため、親に連絡が行く可能性は限りなく低いです。
しかし、どの退職代行業者も親に連絡をさせない絶対的な強制力は持っていません。たとえ、弁護士であっても確実に連絡をさせないとは言い切っていません。
退職代行が親にバレてしまった人の声
実際に退職代行を利用したことが親にバレてしまった人の声を紹介しています。
僕は保証人が親だったので、親に連絡がいきました
やばいです— 個性の強い無能 (@pHRSkagyxl6LIDb) August 3, 2019
結果として私は出来ませんでしたが、これは保証人として会社に知らせてあった親へ連絡がいき、親から「辞めるにしても会って話せ」と言われたからです。
理想としては“残務処理なし”“有給あり”という身で使えば問題なく退職代行を使えると思います。
— オダ (@oda8888) August 2, 2018
ある意味で退職代行は失敗した
どの道、代行電話が会社にかかって来たとしても、親の職場とかに連絡が行ってしまう。— GiGiRu (@GiGiRu1182) August 7, 2019
ネット上やSNS上の声をくまなく探した結果、3名確認できました。
会社に強制ができないため0%とは言えませんが、数何万にも辞めている中3名程度しか確認ができないため、やはり連絡される確率はかなり低いと言えます。
以下では、退職代行で辞めた会社から親に連絡がいくケースを事例と想定できるケースを解説しています。
退職代行で会社から親に連絡がいく4つのケース
退職した会社の社員から、親に連絡がいく可能性が限りなく低いですが例外はあります。両親に連絡がいってしまうケースには以下の4つが考えられます。
ケース1|嫌がらせや報復
まず先に挙げられるのは悪意を持って、親に連絡をするケースです。
理不尽な上司、モラルのない上司の場合「家族や本人には連絡しないでください」という言葉に逆上して、嫌がらせをしてくる可能性があります。
こちらは1件、退職代行SARABAで「自宅まで連れ戻しに来た」という事例が確認できています。
実際に起きてしまっていることではありますが、約7000件と退職代行の依頼を受けてきたSARABAですら1回しか遭遇したことがないケースですので、発生する可能性はやはり低いです。
詳しい状況については退職代行SARABAに、インタビューを行った記事で解説をしているので、関連リンクを参考にしてください。
fa-link関連リンク【退職代行SARABA(サラバ)】担当者になんでもかんでもインタビューしてみた【毎月300件の申込】
ケース2|ウッカリかけ間違える
会社側の担当者に悪意はありませんが、かけ間違いで親に連絡をしてしまう可能性はあります。
人事担当者の方が、雇用契約書を見ながら退職を手続きを進めているのであれば、あなたの携帯番号と親の携帯番号(緊急連絡先)をウッカリ間違えてしまう可能性があります。
ケース3|親と会社に繋がりがある
家族の知り合いが経営する会社であれば、必然的に親にもあなたが退職したと連絡が行くでしょう。
とくに会社と家族の関係が深く家族の紹介で入社している場合は、退職代行業者が釘を差してもいずれ親にバレてしまうでしょう。
事例はありませんが、もしこのような状況にいるのであればかなり可能性は高いです。
ケース4|緊急性の高い連絡がある
本当に緊急性が高い連絡があり、連絡内容が退職代行業者には対応できないこと、もしくは教えられない連絡であれば、あなたに電話がかかるでしょう。
もしあなたが電話に出ない場合、会社の担当者は「連絡しないでください」と言われていても仕方なく、緊急連絡先である親に電話をするでしょう。
思いたる節があれば、退職代行業者を通じて、あらかじめ情報を共有しておくべきでしょう。
意外なところで親が退職を知ってしまう2つのケース
あなたが退職したことが、親にバレてしまうキッカケは必ずしも会社からの連絡とは限りません。ときには、自分の不注意でバレてしまう可能性もあります。
ケース5|送られてきた書類を親が受け取る
退職が無事完了してから約1週間から2週間の間に会社からあなた宛に重要書類(離職票)が届くはずです。
こうした重要書類は外から見ても中身がわからないようになっていますが、万が一中身を確認されてしまった場合は一発で親に退職がバレてしまうでしょう。
ひとり暮らしの方は心配ないですが、実家暮らしの方は要注意です。
ケース6|親が転職先から身元保証人の確認を受ける
再就職をすると、企業から身元保証人の情報を求められることがあります。雇用の際に用意する、身元保証人に対して電話確認をすることはめったにないですが、会社によっては連絡をするところもあるでしょう。
転職先が決まり、少し落ち着いたタイミングであれば打ち明けるのも悪くないですが、まだ親には知られたくないとお考えの方は、転職先の企業に書類を渡す際に「身元保証人には連絡がいくのですか?」と確認しておきましょう。
退職代行での親バレを防ぐための有効な対策
ここまでお伝えした通り、退職代行を利用して勤め先を辞めた場合に親に連絡がいくかどうかは完全に会社の人事担当者に委ねられます。
いくつか対策の方法はありますが、申込みの際に電話スタッフに「絶対に親には連絡しないように」念を押して、会社の担当者に強く伝えてもらうことが一番の対策となります。
- 退職代行業者に念押ししてもらう
- 会社からの連絡には退職代行業者を通じてすぐに返事を返す
- 実家に帰り会社の番号を着信拒否する/理由を付けて会社の番号を着信拒否してもらう
- 心理的なプレッシャーが強い法律家による退職代行を利用する
普通に利用するだけも極めて珍しいケースですので、さらに念押しをしておけば、まあ大丈夫でしょう。
親にバレてしまうことが不安で退職代行の利用をためらっている方も、安心してご利用ください。
親のなりすましを依頼することはNG
電話スタッフに親になりすますように依頼すれば、親に連絡が行くことはありません。
退職代行業者のほとんどがなりすましの依頼を断っています。
それは、なりすましがバレて、トラブルになり最終的に退職に失敗してしまうリスクが高いためです。
便利屋など、一部の代行業者はなりすまし依頼を受けているところがありますが、当サイトとしてはあまりおすすめをしていません。
もし万が一、両親に退職したことがバレてしまった際は、正直に伝えることが一番です。ちゃんとした理由があるば、不用意に責められるも、心配をかけさせてしまうこともないでしょう。
「退職」も「退職代行」も決して恥ずかしいことではありません。自分で告白するよりも先に親が知ってしまった場合は、堂々と報告するようにしてください。
当サイトでは、おすすめの退職代行業者を紹介したランキング記事を掲載しています。早速業者選びに移りたい方は、関連リンクを参考にしてください。
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